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モデルコース
model

日本遺産「鯨とともに生きる」熊野周遊モデルプラン②

熊野灘の潮風を感じる町歩きプラン

移動手段:徒歩・船・バス

生まぐろ市場競り(入札方式)ガイドツアー

名湯が湧く那智勝浦町は、はえ縄漁法による生まぐろの水揚げ量が日本有数の町です。

生まぐろ市場競り(入札方式)ガイドツアーでは、早朝に競りが行われる勝浦地方卸売市場を、(一社)那智勝浦観光機構の公認ガイドが詳しく案内しており、ずらりと並んだまぐろは圧巻です。

ずらりと並ぶまぐろは圧巻。「展望スペースTSUNAGOOD」からは申込不要で無料見学可
小倉家の熊野古式くじら舟

小倉家

勝浦地方卸売市場から徒歩で約5分

紀伊勝浦駅前のみやげ物店・小倉家では、郷土玩具「熊野古式くじら舟」に注目。

江戸時代の捕鯨舟をかたどっており、鳳凰や菊などの模様が鮮やかな色彩で描かれ、店主がひとつずつ彩色しています。
熊野古式鯨船の絵付け体験も可能です。

紀の松島めぐり

小倉家から乗船場の勝浦観光桟橋まで徒歩で約7分

紀の松島めぐりを楽しみつつ太地へ向かいます。
紀の松島とは勝浦港周辺に点在する鶴島・兜島・ラクダ岩などの総称で、遊覧船が勝浦観光桟橋から出航します。

基本的なAコースは、太地くじら浜公園に寄港するので、今回はそこで下船します。

ラクダ岩などの奇岩のある海を巡る遊覧船「くじら号」
くじらの尾びれのモニュメントがお出迎え

太地くじら浜公園

勝浦観光桟橋から遊覧船で約40分

遊覧船から下船した場所はくじらの町、太地町。

くじらの尾びれのモニュメントがお出迎えしてくれる太地くじら浜公園には、陸揚げされた捕鯨船、第一京丸も展示されているほか、周辺一帯には太地町立くじらの博物館などの観光施設が集まっています。

鯨骨鳥居(恵比須神社)

太地くじら浜公園から徒歩で約25分。またはバス停くじら館から太地町営じゅんかんバスで約3分、漁協前下車すぐ

恵比須神社には漁の神が祀られ、鯨の骨で造った鳥居が立っています。鳥居は井原西鶴著「日本永代蔵」に登場する話に着想を得て、1985年に建てられたもので、現在で3代目の鳥居です。

鯨骨鳥居(恵比須神社)
白とヨモギの2種あり、各1個150円

亀八屋

鯨骨鳥居(恵比須神社)から徒歩で約3分

江戸時代末期、熊野詣の京都の僧に製法を伝授されたとも伝わる「てつめん餅」は今も手作り。

やわらかい米粉の皮の中には、甘さあっさりの自家製あんがたっぷり。早ければ午前中に売り切れるのでお早めに。

【日本遺産】岩門

亀八屋から徒歩で約5分

門の形をした洞窟である岩門は、かつて内側に古式捕鯨を創始した和田家の広大な屋敷があったと伝わっています。

門の形をした洞窟。現在も通り抜けられる
復元された燈明台が立つ岬の先端から熊野灘を一望できる

【日本遺産】燈明崎

バス停石門から太地町営じゅんかんバスで約2分、平見公園下車、徒歩で約15分

燈明崎はかつて古式捕鯨の最重要施設である指令所「山見台」でした。
熊野灘を一望できる断崖上のこの地で、昔の人は鯨を見張り、発見すると狼煙を上げるなどして、沖の船団に合図を送りました。

現在、燈明崎には昔の灯台である燈明台が復元されており、燈明崎の「燈明台跡」「山見台跡」「支度部屋跡」「狼煙場跡」が日本遺産の構成文化財になっています。

【日本遺産】梶取崎

燈明崎から遊歩道を通って徒歩で約30分

燈明崎から遊歩道を通って梶取崎に向かいます。
高台に続く道は、ウバメガシなどが緑のトンネルを作り、随所から海が見える散策にぴったりの道です。

梶取崎は燈明崎と同じく「山見台」だったところで、岬の突端の日本遺産「梶取崎狼煙場跡」まで行けば、熊野灘の絶景を望むことができます。

灯台が立つ梶取崎。芝生が広がる園地には鯨の形をした供養碑もある

JR太地駅

バス停梶取崎から太地町営じゅんかんバスで約18分

最後はJR太地駅に移動して今回のコースは終了です。

この後は電車で移動してもいいですし、太地のまちなかを散策するのもいいでしょう。

●本プランは日本遺産「鯨とともに生きる」総合ガイドブックでもご紹介しています。