本文にスキップ

モデルコース
model

日本遺産「鯨とともに生きる」熊野周遊モデルプラン①

”海の日本遺産”と”山の世界遺産”をめぐる熊野満喫プラン

1日目
移動手段:

JR串本駅を出発

雄大な太平洋に三方を囲まれた本州最南端の町、串本町。

本州唯一の亜熱帯地域の串本町には、ラムサール条約で保護された美しい海や、世界遺産の熊野古道、奇岩・怪石の雄大な自然美など、たくさんの観光スポットがあります。
さらに町内には国内初の民間小型ロケット発射場が建設されており、宇宙をテーマにした観光や教育、まちづくりが進んでいます。

串本駅構内には南紀串本観光協会の案内所があるので観光情報をお手軽にチェックできます。

JR串本駅(串本町)
橋杭岩(串本町)

橋杭岩

串本駅から車で約5分

南北850mにわたって、海上にまるで橋脚(橋杭)のように巨岩・奇岩が直線状に並んでいます。

国の名勝天然記念物であるとともに、南紀熊野ジオパークのジオサイトにも選定されています。

【日本遺産】九龍島・鯛島

橋杭岩から車で約5分

古座川河口の沖、約1㎞に浮かぶ無人島で、かつては熊野水軍の拠点だったと伝わっています。
また、九龍島は、熊野灘の捕鯨文化のひとつ「河内祭の御舟行事」にも関係する聖地として崇められ、国の名勝に指定されているとともに日本遺産「鯨とともに生きる」の構成文化財のひとつでもあります。

左が九龍島、右が鯛島。鯛島には目のような空洞も
いさなの宿白鯨のランチメニューのひとつ いるかのすき焼き御膳(1,900円)

いさなの宿 白鯨でランチ休憩

九龍島・鯛島から車で約30分

太地湾に面した温泉宿。

ランチ利用ができるレストランでは、太地ならではの鯨料理のメニューが充実。
鯨スタミナ丼1400円から鯨フルコース8000円まで、予算に応じてさまざまに楽しむことができます。

太地町立くじらの博物館

いさなの宿 白鯨から車で約1分

鯨専門の博物館として世界一のスケールを誇る「くじらの博物館」には、鯨の生態や捕鯨に関する資料などおよそ1,000点に及ぶ貴重なものが展示されています。
国内捕鯨発祥の地として昔から現代までのおよそ400年の歴史をご覧になることができます。

太地町立くじらの博物館(太地町)
復元された燈明台が立つ岬の先端から熊野灘を一望できる

【日本遺産】燈明崎

太地町立くじらの博物館から車で約8分

燈明崎はかつて古式捕鯨の最重要施設である指令所「山見台」でした。
熊野灘を一望できる断崖上のこの地で、昔の人は鯨を見張り、発見すると狼煙を上げるなどして、沖の船団に合図を送りました。

現在、燈明崎には昔の灯台である燈明台が復元されており、燈明崎の「燈明台跡」「山見台跡」「支度部屋跡」「狼煙場跡」が日本遺産の構成文化財になっています。

南紀勝浦温泉で宿泊

燈明崎から車で約20分

絶景の岬で古式捕鯨を偲んだあとは南紀勝浦温泉へ。

豊かな自然と歴史的な観光名所に囲まれた温泉地の名湯で1日の疲れを癒そう。

巨大な洞窟内で温泉を楽しめるホテル浦島の忘帰洞(那智勝浦町)

2日目
移動手段:徒歩・車・バス

露天風呂で潮汐の音を聞きながら熊野灘を一望できる 碧き島の宿 熊野別邸 中の島(那智勝浦町)

南紀勝浦温泉を出発

ゆっくりと休んで疲れを癒した2日目は、世界遺産に登録されている熊野信仰の聖地・熊野三山と熊野古道の旅を楽しもう。

午前中は那智山へ。
宿泊した勝浦から車やバスで直行できますが、山麓の大門坂駐車場に車をとめ、熊野古道の大門坂から歩いて巡るのがおすすめ。

熊野古道 大門坂

南紀勝浦温泉から車で約15分の大門坂駐車場に駐車し、大門坂入口まで徒歩で約3分

熊野古道は昔の人々が熊野三山を巡礼するのにたどった道で、大門坂は当時の面影を美しく残しており、杉の巨木が林立する山中に苔むした石段が600mほど続いています。

世界的にも珍しい信仰の道の世界遺産・熊野古道「大門坂」(那智勝浦町)
熊野那智大社(那智勝浦町)

熊野那智大社

大門坂から徒歩で約30分

標高約400m、那智湾を望む清々しい境内には壮麗な社殿が立ち並んでいます。
6棟からなる本殿は国重要文化財で、熊野三山のひとつとして世界遺産にも登録されています。

那智山青岸渡寺(【日本遺産】青岸渡寺の魚霊供養碑)

熊野那智大社から徒歩すぐ

那智山青岸渡寺は、西国三十三所観音霊場の第一番札所として知られ、豪壮な本堂は豊臣秀吉が再建したものと伝わり、国の重要文化財や世界遺産に登録されています。

本堂に向かって左には、日本遺産構成文化財の「青岸渡寺の魚霊供養碑」が立ち、鯨をはじめとした様々な魚の命をいただくことに対する感謝の表れとして、供養をするという精神文化が、今なお引き継がれていることが表れています。

鯨をはじめ様々な魚に感謝し、供養するために漁業関係者が建立した魚霊供養碑(那智勝浦町)
原生林に包まれた、高さ133mの大断崖を豪快に流れ落ちる那智の滝(那智勝浦町)

那智の滝

那智山青岸渡寺から徒歩で約15分

落差133mを誇る大滝で、那智山の信仰はこの大滝を神と崇める自然崇拝に始まったといわれています。

滝の前には熊野那智大社の別宮・飛瀧神社があり、御滝拝所からは、水しぶきがかかるほど間近で聖なる大滝を仰ぐことができます。

bodaiで昼食

那智の滝前バス停から熊野御坊南海バスで約5分の大門坂駐車場前で下車、車で約15分

生まぐろをはじめ新鮮魚介が人気の創作料理店。

名物の「鮪中とろカツ」は勝浦産の生まぐろを高温で一気に揚げており、外はサクッと、中はとろとろのレア。
これを丼にした鮪中とろカツ丼は1,800円。

くじら刺身定食やくじら竜田揚げ定食をはじめ、鯨食メニューも提供しています。

鮪中とろカツは酸味のあるタレでさっぱりと味わえます
速玉大社
熊野速玉大社(新宮市)

熊野速玉大社

bodaiから車で約30分

熊野三山のひとつ、熊野速玉大社は世界遺産に登録されており、緑の木々を背に鮮やかな朱塗りの社殿が立ち並んでいます。

神倉神社

熊野速玉大社から車で約7分

神倉神社は熊野速玉大社の元宮です。

権現山の中腹に鎮座し、熊野三山に祀られる熊野権現が初めて地上に降臨した伝承をもつ古社。険しい崖の上にあり、熊野古道の一部である五百数十段の急峻な石段を登ったところにご神体のゴトビキ岩があります。そこから眺める市街地と熊野灘の遥々とした眺めは、新宮市随一のビュースポット。
また毎年2月6日に行われる「御燈祭り」の舞台でもあります。

山麓から538段の急峻な石段を上ったところにあるゴトビキ岩

JR新宮駅で終了

神倉神社から車で約7分

参拝後はJR新宮駅に移動して今回のコースは終了です。

この後は電車で移動してもいいですし、新宮のまちなかを散策。あるいは、那智・新宮と並ぶ熊野三山のひとつ、熊野本宮大社(田辺市本宮町)へ足を延ばすのもいいでしょう。

●本プランは日本遺産「鯨とともに生きる」総合ガイドブックでもご紹介しています。